革小物仕立て、究極の技術指南書。ついに登場。
《職人の技を駆使した、本格的な革財布の作り方を詳細に解説! ! 》
本書は、革製品の中でも特に精密な技術を擁する「小物(※)」の仕立て技術を使い、4つの高級革財布を仕立てる方法を解説します。
きわめて難易度の高いテクニックまで解説しているので、趣味のレザークラフト上級者の方や、プロを目指す方にもご満足いただける内容となっております。
※「小物」とは、靴やバッグなど様々な革製品の中で、財布や名刺入れなどの身の回りの小さなアイテムを指す言葉です。
《スタンダードな紳士向け財布4点の作り方》
「ヘリ返し」「菊寄せ」「部分漉き」といった、本格的な職人の技術を惜しむことなく注ぎ込み、高級ブランド製品に匹敵するクオリティの革財布4種を作ります。全作例、写真付きの詳細な製作工程、実寸の型紙を掲載しています。
Item 1『箱マチ小銭入れ』
Item 2『風琴マチ束入れ』
Item 3『二つ折り札入れ』
Item 4『ラウンドファスナー束入れ』
《本職の「サンプル職人」が教える、リアルな技術》
監修者の池田耕平は、東京蔵前に工房を構え、第一線で活躍する本職のサンプル職人です。
サンプル職人とは、革製品を生産する過程で、量産型のテンプレートとなる第一号サンプルを作る職人です。
材料選びから型紙作り、裁断、仕立てまでの作業をすべて1人でこなすため、非常に幅広い知識と技術が必要となります。
本書では、実際に販売されている高級品やブランド品には必要とされる、リアルな技術を解説しています。